原点と歩み

生きる。生き抜く。

① いのちと健康の原点

特養で出会った、91年生きた言葉

「健康じゃなきゃ、長生きしても意味ねぇよ!」

元特攻隊員、享年91歳。
特別養護老人ホームで出会ったその一言が、今も胸に残っています。

人生の終盤で教えられたのは、
命の尊さ人間の尊厳
そして、言葉ではなく“在り方”で伝わる心の温かみでした。

長く生きることよりも、
心と身体が生きていること。

命を守るとは、
健康を、尊厳を、
当たり前として守り続けることだと、
私はここで学びました。

支え合う心。

② 痛みを知る原点

守られる側から、守る側へ

家庭内暴力。
障がい。
いじめ。

幼少期、
私はさまざまな“痛み”の中にいました。

だからこそ、
人の痛みが分かる大人になりたい
困っている人の味方であり、
子どもを護れる存在でありたい

そう思わせてくれたのは、
苦しい中でも、
手を差し伸べてくれた人たちがいたから。

助けられた記憶がある。
だから今度は、
私が恩返しをする番だと、
心から思ったのです。

守られる側から、守る側へ

社会は、まだ変われる。

③ 社会への問いの原点

― 保育園で見た、泣き声と沈黙 ―

共働きをしなければ、家庭を支えられない。
生まれて間もない子どもを、保育園に預ける現実。

「ママ……パパ……」

泣く子どもたちの声。
そのすぐそばで、
懸命に働く保育士さんたち。
多くは、自分の子どもを預けている“母親”です。

通りすがりに聞こえた、
親子の会話が忘れられません。

「給食より、ママのごはんのほうが美味しいよ」

離婚率の増加。
家庭内暴力の増加。
愛情に飢えたまま大人になる子どもたち。

この負の連鎖を、
個人の努力だけで断ち切れるでしょうか。

経済の回復。
出産と子育て支援。
人と人が、もう一度つながれる社会。

それを整えるのは、
政治の役目であるはずだと、
保育園での現実が教えてくれました。

社会問題